施工前

 

 以前、施主様の友人のセカンドハウスとして使用されていた建物です。気に入っていらしたご主人が今回購入し、痛んだ部分を補修することになりました。
 築28年ですがモダンな設計で、当時としてはめずらしい太陽熱と地中熱を利用したパッシブソーラーハウスとして作られた家です。 薪ストーブや地中熱利用の全館換気システムは、現在でもでも使える状態でした。放置されていた期間に天窓部分に雨漏りが少し発生したり、屋根自体もいたみがでていました。 室内もフローリングの痛み、壁の汚れなどあり、設備等を含めかなりの補修が必要な状態です。

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施工プラン

 

 施主のご要望で、できるだけこの家の良さを残しながら予算の許す範囲でできるだけ補修するという方向ですすめました。特に重点的には、雨漏りを直すことと、白蟻の駆除、躯体の痛みをきちんと補修することです。

 

Point 1 

 この家の屋根には、今ではもう採取できない玄昌石がつかわれていました。
これをカラーベストに替えると、家の風格が損なわれるので、表から見える箇所には工夫して状態の良いもとの材料を使用し、見えない箇所は板金屋根に置き換えました。

 

Point 2 

 雨漏りの大きな原因である、リビングの大きなトップライト(天窓)を塞いでしまうと、リビングが暗くなり、この家の良さが無くなってしまうので、トップライトを残したまま、雨漏りしないように、板金と屋根のおさまりに細心の注意をはらいました。

 

Point 3

 この建物は、めずらしく外部の軒裏・柱・窓・窓枠・雨戸などに木材が使用されていましたが、経年によりかなり痛んでいました。普通はペンキで塗って補修しますが、今回はそれをあえて避け、全面にサンドペーパーを掛けて、表面の傷んだ部分を取り除き、防腐性のあるステイン仕上げにしました。元々の木の質感を残すためで、木目の風合いの見える仕上がりになりました。

 

施工後

 

外構

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建物の風合いが損なわれることなく、外見的にも機能的にも美しくよみがえりました。 エントランス部分も同様にリフォームされ、白壁が木々の緑に映える瀟洒なたたずまいです。

 

内装

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 壁と床が美しくなり、古さを感じさせない空間になりました。新しくなったトップライトは、交換の手間を考えLEDを使用しています。

他の部屋も壁や木部が補修され、すっかりきれいになりました。

リフォーム後、知人の方がご購入され、部分的に再リフォームされました。      >>>Tk邸 内装施工例pageへ