毎日使うドアが勢いよく閉まるのは、何かと不便で困りますよね。
小さな子供やペットがいる家庭では、指を挟む危険性も心配です。
大きな音で近隣に迷惑をかける可能性もあります。
今回は、ドアが勢いよく閉まる原因をいくつかご紹介していきます。
ドアクローザーは、ドアの開閉速度を調整する装置です。
経年劣化や故障によって、油漏れを起こしたり、調整ネジが緩んだりすることがあります。
これにより、ドアが勢いよく閉まるようになります。
調整ネジの緩みは、ドライバーで締め直すことで改善できる可能性があります。
ただし、締めすぎるとドアが閉まらなくなる場合もあるので注意が必要です。
そもそもドアクローザーが設置されていない場合、ドアは勢いよく閉まりやすくなります。
特に玄関ドアなど重量のあるドアでは、大きな音が発生しやすいため、ドアクローザーの取り付けを検討することをお勧めします。
ドア枠とドアの間に設置されているクッション材(エアタイトゴムなど)は、ドアの閉まる衝撃を吸収する役割を果たしています。
このクッション材が劣化すると、衝撃が吸収されずにドアが勢いよく閉まるようになります。
劣化している場合は、交換することで改善できます。
蝶番の摩耗や緩みも、ドアが勢いよく閉まる原因となる場合があります。
蝶番に潤滑油を注油することで改善する場合もありますが、摩耗が激しい場合は交換が必要となります。
また、ドアの建付けが悪くなっている場合も考えられます。
これらの原因は、専門業者に点検・修理を依頼するのが確実です。
ドアクローザーの側面には、速度調整ネジがあります。
このネジを時計回りに回すと閉まる速度が遅くなり、反時計回りに回すと速くなります。
少しずつ調整しながら、適切な速度を見つけてください。
ネジを締めすぎるとドアが閉まらなくなる可能性があるので注意が必要です。
調整しても改善しない場合は、故障の可能性があります。
ドアクローザーが故障している場合は、交換が必要です。
ホームセンターなどで同じ機種のドアクローザーを購入し、古いものを取り外して新しいものを取り付けます。
取り付けには、ドライバーなどの工具が必要です。
劣化しているクッション材は、新しいものと交換します。
古いクッション材を取り外し、新しいクッション材をはめ込むだけで交換できます。
ホームセンターなどで、ドア枠のサイズに合ったクッション材を購入しましょう。
ドアが勢いよく閉まる原因は、ドアクローザーの不具合、ドアクローザーの欠如、クッション材の劣化などが考えられます。
それぞれの方法のメリット・デメリットを比較検討し、ご自身の状況に最適な方法を選択してください。
安全に作業を行い、快適な生活を取り戻しましょう。
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