外壁・屋根リフォーム O邸
2023.06.15 ベランダ屋根外壁・外構建物外部新築から23年たった住居外観の傷んだところ中心にリフォームされました。
屋根の葺き替えの時期(20年から30年)になり、外壁も汚れやひび割れが気になりだしたことでガレージを含めた外観に手を入れられることになりました。笠木や床に傷みが出ているベランダや、別棟のアトリエ(母屋裏側)もあわせて施工しました。玄関のポーチライトはLEDの照明器具に取り替えました。
ベランダの手摺壁の笠木に傷みがでていました。その部分から雨水が手摺壁内部にしみて腐食しかけていたため、手摺壁内部も補修することになりました。ベランダの手摺や笠木の傷みを放置すると雨漏りに至ることもあり、早めの補修が大切です。
長年すのこをしいて敷いて使用していたベランダの床は掃除もできず、すのこの傷みもひどかったので、すのこを撤去し床に防水工事を施工しました。
手摺壁の補修作業中の様子です。傷んだ木材を撤去し、新しく木枠を組み直しました。
防水シートを隙間なく貼り、ボードで覆った後,左官で下地を作り。塗装で仕上げました。
外壁塗装後、雨に強い金属製(アルミ)の笠木を取り付けて完成しました。
ベランダ床の防水塗装作業の様子です。床をきれいに洗浄した後、防水シートを貼ります。まず周囲をしっかりシーリングし、その後広い床面を塗装します。
防水塗装が完成しました。
〈外壁塗装・屋根〉
母屋と裏庭にあるアトリエです。築年数も23年たっているので、あわせて外壁塗装と屋根の補修をしました。
外壁は、足場を組み、窓枠・樋などを養生して。丁寧に手作業で塗装しました。
新築より23年経過した状態のスレート葺きの屋根です。経年劣化により表面の塗装が剥がれ、つやがなくなり色褪せがが生じます。
今回は、太平産業のカレッセを使用してカバー工法を採用しました。既存の屋根の上に軽い金属製の屋根を葺く工法で、既存の屋根の撤去作業もなく工期も短くなり廃棄費用もかかりません。機能的にも、遮熱性・遮音性がアップするなどのメリットがあります。
今回のお宅は2階が屋根裏のない勾配天井になっており、夏の陽射しをうけるとエアコンが効きにくいお悩みをお持ちだったこともあり、遮熱性に優れカバー工法にされました。
今回(右の写真奥に見えている)アトリエも雨漏りの症状があることから、補修葺き替えをしました。
母屋の屋根の作業工程です。下地を整えた後、屋根材を上に葺いていきます。
アトリの屋根の作業工程です。雨漏りしていた部分を修繕した後、全体を木材でカバーしさらに屋根用の防水シートを貼りました。上葺きは、屋根の形状から母屋で使用したカレッセを使用できなかったため、タフビーム(月星商事)を使用しました。
〈外壁塗装・屋根葺き替え完了〉
少し明るめの色合いの外壁が、庭の緑に映えます。屋根も見違えるほどきれいになりました。
汚れや塗装の浮きが出ていたガレージまわりの塀を塗装しました。
以前は外塀の色が外壁と差があり違和感があったので、家屋の色調に近く明るめの色合いで仕上げました。
外塀もきれいになり、黒い屋根の映える美しい外観になりました。
屋根やベランダの機能もアップしたので、住み心地も快適になりました。