コラム

結露する床を放置すると危険?!原因と対策を徹底解説!

2024.11.13 

冬場の悩みといえば、やっぱり結露ですよね。
窓ガラスだけでなく、床も結露して困っている方も多いのではないでしょうか。
特に、フローリングの床は冷えやすく、結露が発生しやすい場所です。
放置すると、カビやダニの発生、床材の腐食、健康被害など、さまざまなリスクが潜んでいます。
この記事では、床の結露の原因と対策を徹底解説します。
快適な住環境を守るためにも、ぜひ最後まで読んでみてください。
 

床の結露の原因を徹底解説

 
床の結露は、さまざまな要因が複雑に絡み合って発生します。
主な原因を4つに分けて詳しく解説していきます。
 

1:床下からの冷気

 
床下は、外気の影響を受けやすく、冬場は特に冷え込みます。
この冷気が床材に伝わると、室内の暖かい空気が冷やされて水滴となり、結露が発生します。
特に、熱伝導率の高い複合フローリングは、冷気を伝えやすく、結露しやすい傾向にあります。
 

2:暖房器具から発生する水蒸気

 
暖房器具の種類によっては、燃焼時に水蒸気を発生させます。
例えば、石油ストーブやガスストーブは、燃料を燃やす際に水蒸気を発生させるため、結露の原因となります。
また、加湿器を使用する場合も、湿度が高くなり、結露が発生しやすくなります。
 

3:洗濯物の部屋干し

 
冬場は、外に干すのが難しいので、部屋干しをする家庭も多いですよね。
しかし、部屋干しは湿気を多く発生させるため、結露の原因となります。
特に、浴室乾燥機を使用する場合は、室内の湿度が急上昇するため、注意が必要です。
 

4:観葉植物

 
観葉植物は、光合成や蒸散によって水分を放出します。
そのため、室内に多くの観葉植物を置く場合、空気中の湿度が高くなり、結露が発生しやすくなります。
また、観葉植物の受け皿に水が溜まっていると、蒸発した水が空気中に放出され、湿度がさらに高くなってしまいます。
 

結露を防ぐための4つの対策方法

 
床の結露を防ぐには、原因別に適切な対策を行うことが重要です。
ここでは、効果的な対策方法を4つご紹介します。
 

1:換気

 
こまめな換気は、室内の湿気を逃がし、結露の発生を抑える効果があります。
特に、暖房器具を使用している時は、換気を心がけましょう。
窓を開ける際は、対角線上の窓を開けることで、空気の流れを作り、効率的に換気することができます。
 

2:暖房器具の見直し

 
結露の原因となる水蒸気を発生させにくい暖房器具を選ぶようにしましょう。
オイルヒーターやエアコンは、温風を出さないため、水蒸気の発生を抑えられます。
また、ホットカーペットも、床全体を暖めることで、床の冷え込みを防ぎ、結露の発生を抑える効果が期待できます。
 

3:結露防止シートやコルクマット

 
結露防止シートやコルクマットを敷くことで、床の断熱性を高め、床下からの冷気を遮断することができます。
結露防止シートは、床に敷くだけで簡単に設置でき、効果も期待できます。
コルクマットは、クッション性があり、足触りも良く、防音効果も期待できます。
ただし、コルクマットは、湿気を吸い込みやすく、カビが発生しやすいので、定期的に裏返したり、交換したりする必要があります。
 

4:家具と床のスキマを確保

 
家具と床の間に隙間がないと、空気がこもりやすく、結露が発生しやすくなります。
家具を配置する際は、床との間に少し隙間をあけるようにしましょう。
また、家具の裏側に通気口があるものもおすすめです。
 

まとめ

 
床の結露は、放置するとさまざまなリスクが伴います。
快適な住環境を守るためにも、原因を理解し、適切な対策を行うことが大切です。
この記事で紹介した対策方法を参考に、結露対策に取り組んでみてください。
 
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