コラム

室内ドアが勢いよく閉まる場合の原因と対策についてご紹介

2025.04.24 

室内ドアが勢いよく閉まって困っていませんか。
小さな子供がいるご家庭や、高齢の方がいるご家庭では、指を挟む危険性も懸念されます。
また、大きな閉まる音は、近隣への配慮も必要です。
今回は、室内ドアが勢いよく閉まる原因と、その対策を具体的にご紹介します。

 

室内ドアが勢いよく閉まる原因と対策

 

1.ドアクローザーの不具合

 

ドアクローザーは、ドアの閉まる速度を調整する部品です。
経年劣化による油漏れやバネの劣化、調整ネジの緩みなどが原因で、ドアが勢いよく閉まることがあります。
油漏れしている場合は、交換が必要となるケースが多いです。
ネジの緩みは、ドライバーで締め直すことで改善できる場合があります。
調整ネジは機種によって1~3個あり、時計回りに回すと閉まる速度が遅くなります。
ただし、調整しすぎると油漏れを起こす可能性があるので注意が必要です。

 

2.クッション材の劣化

 

ドア枠とドアの間に設置されているクッション材(エアタイトゴムなど)が劣化すると、衝撃吸収力が低下し、勢いよく閉まる原因となります。
クッション材は、ホームセンターなどで購入し、簡単に交換できます。
劣化している場合は、交換することで、閉まる音も小さくなります。

 

3.その他原因(蝶番の緩みなど)

 

蝶番の緩みや摩耗も、ドアが勢いよく閉まる原因の一つです。
蝶番のネジが緩んでいる場合は、ドライバーで締め直します。
また、オイル切れの場合は、潤滑スプレーなどを吹き付けることで、改善できる場合があります。

 

 

室内ドアが勢いよく閉まる場合の対策ステップ

 

ドアクローザーの調整方法

 

1.ドアクローザーの側面にある調整ネジを確認します。


2. プラスドライバー(場合によってはマイナスドライバー)を用意します。


3.時計回りに回すと閉まる速度が遅くなり、反時計回りに回すと速くなります。


4.少しずつ調整しながら、適切な閉まる速度に調整します。


5.油漏れがないか確認します。

 

ドアクローザーの交換方法

 

1.既存のドアクローザーを取り外します。
ネジを外す際に、ドアクローザーが落下しないように注意が必要です。

 

2.新しいドアクローザーを用意します。
同じ機種のものを選ぶのが理想ですが、万能型も存在します。

 

3.新しいドアクローザーを元の位置に取り付け、ネジで固定します。

 

4.調整ネジで閉まる速度を調整します。

 

クッション材の交換方法

 

1.既存のクッション材を取り外します。
接着剤で固定されている場合は、ヘラなどを利用して丁寧に剥がします。

 

2.新しいクッション材を用意します。
サイズや素材を確認し、適切なものを選びます。

 

3.新しいクッション材をドア枠にはめ込みます。

 

隙間テープの活用方法

 

1.隙間テープを用意します。
厚さ3mm程度のものが適切です。

 

2.ドア枠の適切な位置に隙間テープを貼ります。
ドアが閉まらなくなる可能性があるので、少しずつ貼って調整します。

 

3.ドアの開閉を確認し、必要に応じてテープの位置や量を調整します。

 

蝶番の調整・注油方法

 

1.蝶番のネジが緩んでいないか確認します。
緩んでいる場合は、ドライバーで締め直します。

 

2.蝶番に潤滑スプレーなどを吹き付けます。
オイルがたれた場合は、すぐに拭き取ります。

 

賃貸住宅での対応

 

賃貸住宅の場合、修理・交換は、事前に大家さんや管理会社に確認が必要です。
許可なく作業を行うと、トラブルになる可能性があります。

 

専門会社への依頼を検討すべきケース

 

・ドアクローザーからの油漏れが激しい場合
・DIYで修理・交換が困難な場合
・ドアクローザーの取り付け自体が必要な場合
・原因が特定できない場合

 

 

まとめ

 

室内ドアが勢いよく閉まる原因は、ドアクローザーの不具合、ドアクローザーの欠如、クッション材の劣化など様々です。
対策としては、ドアクローザーの調整・交換、クッション材の交換、隙間テープの活用、蝶番の調整・注油などがあります。
賃貸住宅の場合は、大家さんや管理会社に相談が必要です。
自分で対処できない場合は、専門会社への依頼も検討しましょう。
安全に配慮し、適切な対策を行うことで、快適な生活空間を保ちましょう。
ドアの閉まる音や勢いが気になる場合は、早めの対処が重要です。

 

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