コラム

家の安心を守る火災保険について!建物と家財の修理への道

2024.06.17 

家を大切に思い、安心と安全に敏感な方にとって、火災やその他の災害による被害は大きな不安材料です。
そんな時、火災保険を上手に活用することで、迅速かつ効果的に家と家財の修理を行うことができます。
本記事では、火災保険の適用範囲と具体的な手続き方法について詳しく解説します。
安心して暮らせる家づくりのために、ぜひ参考にしてください。

 

□火災保険で保険適用される家の範囲

 

火災保険は、私たちの大切な住まいと家財を守るための重要な備えです
しかし、その適用範囲について詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。
ここでは、火災保険がカバーする建物と家財の具体例を見ていきましょう。

 

1:建物に含まれる主な部分

 

火災保険の対象となる建物には、以下のような部分が含まれます。

・畳や建具などの従物
・電気やガス設備
・冷暖房設備やその他の付属設備
・門、塀、垣
・物置、車庫、その他の付属建物
ただし、保険会社によって建物の定義が異なる場合もあるので、契約時に確認することをおすすめします。

 

2:家財として保険の対象になるもの

 

建物だけでなく、家財も火災保険の重要な対象です。
特別な取り決めがない場合、以下のようなものが家財に含まれます。

・物置、車庫、その他の付属建物に収容される家財
・敷地内に所在する宅配物
・自転車および原動機付自転車
・被保険者の親族が所有する家財で、保険証券記載の建物内に収容されているもの
家財の補償内容は、保険プランによって異なります。

大切な家財を守るためにも、加入前に補償範囲を十分に確認しておきましょう。

□火災保険でカバーされる主な被害

 

火災保険は、火災だけでなくさまざまな災害による被害を補償してくれます。

 

1:原因不明の火災や失火による被害

 

火災保険では、原因が特定できない火災や失火による被害が補償されます。
例えば、近隣の火災で消火活動中に建物や家財が損傷したり、料理中のコンロから出火してキッチンが半焼したりした場合などが該当します。
ただし、火遊びや寝タバコなど、過失がある場合は補償対象外となるので注意が必要です。

 

2:自然災害による被害

 

台風や雪害、落雷、ひょうなど、一部の自然災害による被害も火災保険でカバーされます。
雷が自宅に落ちて建物や家財が損傷した場合や、台風の強風で飛んできた木が窓に直撃した場合などが補償の対象となります。
ただし、地震や津波、火山の噴火による被害は、通常の火災保険では対象外となることが多いので、別途地震保険への加入を検討しましょう。

 

3:飛来物による損害

 

建物の外部から物体が飛来、落下、衝突してきたことによる損害も、火災保険の補償対象です。
例えば、投げ込まれた石やボールでガラスが割れた場合や、落下したドローンで雨どいが破損した場合などが該当します。
ただし、台風など自然災害による飛来物の被害は、別の扱いとなる点に注意してください。

□まとめ

 

火災保険は、建物と家財に対する幅広い補償を提供してくれる心強い味方です。
適用範囲には、建物の主要部分だけでなく、付属設備や収容家財なども含まれます。
また、火災だけでなく、自然災害や飛来物、水漏れ、汚損など、さまざまな被害がカバーされます。
万が一の災害に備えて、自分の住まいに合った火災保険を選び、適切な補償を確保しておくことが重要です。
保険の適用範囲と手続き方法を理解し、安心で快適な暮らしを守りましょう。

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