令和5年度 現代の名工

四代目指物師が創る、唯一無二の空間富永啓司 氏 × ライトスタッフ

130年の歴史を継ぐ阿波差物の技と、9000件のリフォーム実績。
伝統と革新が交差する、本物の家づくりがここから始まります。

Partnership

なぜ、現代の名工が
ライトスタッフと共に歩むのか

「職人に優しい」
経営理念への共鳴

富永氏の作品は、その希少性と技術の高さから、通常は直接のオーダーを受けることは極めて稀です。
しかし、ライトスタッフ代表・山口の「職人さんたちに継続的に仕事を提供し、その技術を次世代に繋いでいく」という理念に共感。神戸地区における唯一の公認代理店として、特別な関係を築いています。
「技術があってもね、一番大事なのはやっぱりご縁。」
富永氏とのこの言葉が、両者の関係性を物語っています。

富永 啓司
四代目指物師富永 啓司
山口 元久
ライトスタッフ代表山口 元久
物語障子の作例(「人生の物語を木に刻む」作品例)
物語障子の作例

「人生に寄り添う」という
共通の哲学

富永氏の「物語障子」は、依頼者の人生の物語を木に刻む。
ライトスタッフの「育つ家」は、家族の成長と共に変化する。
どちらも「人生に寄り添う」という理念を持っています。
時間と共に味わいを増し、修理しながら使い続けられる本物。
そこに込められた作り手の思いを感じられる空間づくり。
この共鳴が、唯一無二の住まいを生み出します。

Craftsman

四代目指物師 富永啓司

富永啓司
四代目指物師 / 令和5年度 現代の名工
富永ジョイナー有限会社 代表
富永 啓司

「唯一無二の風景を創る」

1895年創業、阿波水軍の船大工を祖とする富永家の四代目。伝統技法に、タブーとされていた曲げのテクニックや異素材との組み合わせを導入し、「阿波指物」と いう新たなブランドを構築。2025年大阪万博では、徳島ブースに出展。その作品は国内外で高い評価を受けています。

2025年大阪万博 徳島ブース出展作品
2025年大阪万博 徳島ブース出展作品

主な実績と受賞歴

  • 2025年 大阪万博 徳島ブースに「阿波指物」を出品
  • 2023年 令和5年度 現代の名工 授与
  • 2020年 ロンドン Financial Times誌「日本のクラフトマン」として掲載
  • 2019年 COOL JAPAN AWARD 2019「ミストミラー曲げ組子」受賞
  • 2015年 イタリア・ミラノ万博(徳島県依頼)阿波指物出展
  • 2014年 徳島県卓越技術者(阿波の名工)表彰
Masterpiece

物語障子 - 人生を木に刻む

単なる建具ではない。
依頼者の人生、思い出、願いを聞き取り、
それを組子細工で表現する、世界に一つだけの作品。
富永氏の代表作「物語障子」は、住む人の魂に寄り添います。

月へ昇る物語

余命1か月と宣告された女性からの依頼。
「私が死んだら、その和室に私を残してほしい」
月へ昇っていく女性、地上で待つ家族、そして再び結ばれる場面を精緻な組子で表現。銀閣寺でも使われる技法で光の演出も計算し、天井には花束の組子、壁面には蝶が舞う。
女性は完成を見ることなく亡くなったが、夫は藍染めで彼女が描いた蝶のモチーフを富永氏に託した。その思いも作品に込められている。

Philosophy

共鳴する3つの価値観

Catalog

作品カタログ

伝統技術「阿波指物」を駆使した、世界に一つだけの家具・造作

唯一無二の空間づくりを、
あなたにも