神戸市N様邸　面積/82.5㎡　築年数30年　構造/鉄筋コンクリート

〈開放的なLDKとホテルライクな内装でゆったりと過ごす住まい〉


中古のマンションを、第二の人生のための住居として購入し、リフォームされました。
素敵な空間になりました。

中央のドレッシングルームと収納をなくし、ホールの扉も取り払ってLDを広くしました。

キッチン奥にユーティリティ（洗濯機置き場）がありましたが、洗面所にうつしてキッチン奥はパントリーにしました。

〈玄関・ホール〉



既存のシューズボックスにダイノックスシートを貼り、グレー系の床のタイルでモノトーンのすっきりしたエントランスになりました。




玄関ホールからリビングを見たところです。正面の収納とドレッシングルームがなくなり、リビングへそのままつながって、開放感のある間取りになりました。




ドレッシングルームだった部分がLDになりました。窓一つ分広くなっています。右端の黒い引き戸は洋室に続きます。

〈LDK〉



床材、クロスはブラウン系の色調のものに張り替えました。窓の間の壁をグリーンに塗りアクセントにしました。キッチンの壁も奥に移動しLDKがひろくオープンになりました。



キッチンはご子息のご意見もありペニンシュラ型にされました。キッチンカウンターはお持ちのお皿にあわせて17cmにしています。天井の梁は塗装せずクロスも貼らず、もともとのコンクリートの素材感をいかした「あらわし仕上げ」にしました。

ダイニングテーブルは施主様のアイデアで、工事用の作業台の脚に丸い天板を取り付けて作らせていただきました。
LDはビニールと織物が融合した新感覚の床材（サンゲツ、ココフロア）を使用しています。



キッチンの配置が大きく変わっています。冷蔵庫の後ろにも小さな物置棚件兼作業スペースがあります。キッチンカウンターの横の壁にはアクセントに間接照明をつけました
キッチン奥のユーティリティ（洗濯機置き場）をパントリーにしました。棚を取り付けて、収納スペースを確保しました。


〈和室〉



前の居住者が猫を飼っておられたので、畳や壁などに傷みがでていました。

床の間の幅までLDKを拡げたので和室は四畳半になりましたが、部屋の仕切りがなくなったためオープンな空間になりました。床はあえて畳ではなく、なぐり加工のフローリングにされました。天井は、質感のいいシナ合板を目透かし貼りにしました。


〈洋室〉



 洋室にはドレッシングルームの代わりにクローゼットを新たに設置しました。入口は壁に収まる引き込み戸になっています。ライトグレーを基調にしたすっきりして落ち着いた部屋です。


〈トイレ〉



トイレは既存の棚にダイノックスシートを貼り、床もダークトーンのシートにして落ち着いた雰囲気になりました。


〈洗面所〉



洗面台は、以前のものを一部移設して使用しました。鏡には間接照明をつけ、奥の洗濯機置き場の上に棚を造作しています。